コロナウイルスの発生から数ヶ月が経ちましたが、引っ越しをする予定がキャンセルすることになってしまった方も多くいたのではないでしょうか。
徐々に落ち着いてきてはいますが、県外への引っ越しとなるとハードルも少し上がりますよね。
そこで今回は、不動産屋さんに行かずに物件を探す方法を現役の賃貸営業マンである私がご説明します。
Contents
外出せずにお部屋を探す方法
ポータルサイトから物件を調べる
スマートフォンやパソコンからポータルサイト(スーモやライフルホームズなど)で条件を入力し、物件を調べていきます。
気になる物件があれば不動産業者へ問い合わせしてみましょう。
物件について不動産業者へ質問メールを送信する
気になる物件が見つかりましたら不動産業者へ問い合わせを行いましょう。
お問い合わせを送信した後は業者からの返事を待ちます(大体は1時間以内に返事が帰ってきます)
この後が肝心のオンラインでの内覧を依頼する方法です。
ビデオ通話を利用してオンラインで接客してもらう
現在、Zoomや独自サービスを利用したオンラインでの接客を行っている不動産業者が多く存在します。
・コロナの影響で出来るだけ外出したくない…
・遠方で中々物件の見学に行けそうにない…
こういった事情を説明し、オンラインで物件を見学させてもらえるように話をすすめます。
事前にZoomなどのアプリケーションをダウンロードすると円滑に進めることが出来ます。
まだダウンロードが住んでいない場合はこちらからダウンロードしておきましょう。
ビデオ通話をしながら物件を案内してもらう
スケジュールを調整し、ビデオ通話でお部屋を案内してもらいます。
サイズや寸法が気になった際は、案内担当のスタッフさんに採寸してもらいましょう。
※残念ながら、機器や電波の影響により綺麗な映像で見学が出来ない可能性もあります。
その場合は気になる箇所を写真で撮影してもらいメールで送ってもらいましょう。
お部屋の申し込みから契約手続きまで
申し込みから契約手続きまで
契約の流れを説明しますと
申し込み → 審査 → 契約手続き → 鍵渡し
上記の順序になります。
鍵の受け取りまでであれば、全て在宅で行えます。
初期費用のお支払い
初期費用の明細が分かりましたら指定の口座へ振り込み、またはクレジットカード等で決済を行います。
外出せずに手続きできるネットバンキングでの支払いもオススメです。
決済方法は不動産業者によって様々ですので、利用する店舗の対応する方法で手続きしましょう。
契約書類の手続きについて
不動産業者が契約書を作成しましたら、郵送で送付してもらいます。
業者によっては着払いでの対応になる場合もありますが、親切な業者は返送用の封筒を同封してくれる場合もあります。
また、契約内容によって住民票や印鑑証明書などの必要書類の準備も必要です。
予め準備する書類を不動産業者から聞いておきましょう。
書類が到着したら署名・捺印を行います。
契約書記入時に気をつけるポイント
書類を店頭で記入しないため、間違えて記入してしまうリスクがあるため注意が必要です。
自分が書くべき箇所を見極めて記入するようにしましょう。
※お部屋の契約者は借主と呼びます。
貸主は家を貸すオーナーさんのことです!
連帯保証人を設定している場合は連帯保証人の署名・捺印も必要になりますので、
予定を合わせて記入してもらうか、遠方の場合は郵便で送るなどして記入してもらいます。
全ての書類の記入が終わったら、必要書類とまとめて不動産業者へ返送しましょう!
水道・ガス・電気の開栓手続きについて
いざ引っ越ししてから電気がつかなかったり、水道が通っていないなんてことが無いように、
ライフラインの手続きは早めに済ますことをオススメします。
回線連絡先は不動産業者が教えてくれますので、電話などであらかじめ手続きを行いましょう。
※給湯をガスで行う物件の場合は、ガス会社立ち合いのもと開栓手続きが必要になります。
開栓作業は30分ほどで完了しますが、予め作業日を予約しておきましょう。
鍵の受け取り
鍵の受け取りは直接店舗で受け取ります。
郵送で送ってくれる業者もあるみたいですが、基本的に鍵の受領書を記入しなければならないため店頭でのみ対応されるケースが多いです。
所要時間は10分ほどで済みますので、受け取りのついでに不動産業者へお礼をしておきましょう。
まとめ
引っ越しを行うことが大変な世の中ですが、やむを得ない事情を抱える人も多く存在します。
オンラインで案内してもらうことにより移動時間が無くなるため、時間を節約することにも繋がります。
今回の内容を参考に外出なしで安全にお部屋を探してみてはいかがでしょうか。
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